追悼 伝説のサーファーが語り継がれる理由はアロハ・スピリットを分け与えたから

波に乗る感動を自ら伝承したハワイのサーファー、”バテンズ” 伝説は波乗りだけではなかった

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Photo from surfermag

54歳という若さで亡くなられた伝説のサーファー、モントゴメリー ”バテンズ” カルヒオカラニ。今月、日本で言う三回忌をむかえます。サーフボード一つで沢山の人に感動を与えたハワイロコ・サーファーの一人。

波乗りの真髄を教えてくれた、そのオリジナル性と柔軟性

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チューブの中でスウィッチ・スタンスや360度スライディングをするバテンズは、波を操るかの様に柔軟にまた、すべる様に波に乗るのが若者たちの視線を奪いました。当時、ショートボードが出始めたころからスケートボードにのるかの様に笑いながらオリジナルの波乗りをしていたのが特徴的でした。

50代なのに20歳の体格。彼自身は気がついてなかったかもしれませんが、とてつもない数の若手サーファーたちにサーフィンの可能性の種を蒔いてくれたのは事実です。

スターからの転落、そして捧げる人生が始まった

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14歳の時にすでに全米アマチュアのチャンピオンになり、誰からも尊敬される有名サーファーになりました。その人気ぶりは当時では本人も想像してはいなかったでしょう。パーティー・シーンには必ず呼ばれるほどで、彼の社交的な要素もあいまってバテンズがいるところにはいつも笑顔がありました。

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薬により一度は転落したかとも思えたバテンズ、クリーンになってからは老若男女関係なくサーフィンを教えるためにサーフィン・スクールを開校。また、ハンディキャップの人でも波乗りができるよう活動している団体、「アクセス・サーフ(Access Surf)」にも毎月参加し、身体に制限がある人にもサーフィンの楽しさを伝えていました。

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Buttons at Access Surf

そんなハートを受け継ぐかの様に、アクセスサーフは毎月一回ハンディキャップの方たちとサーフィンをする機会をもうけています。

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バテンズに関わった人たちみんな口をそろえて言う事ですが、バテンズはボードにのっている時が何より楽しそうでハッピーだった、と。そのハッピーをみんなに伝えてくれたのがバテンズで、何事も楽しみながらやるのが一番、といつものスマイルで教えてくれているのかも知れません。

Montgomery “Buttons” Kaluhiokalani
March 30, 1958 – November 2, 2013

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