外出できなくても キラウェア火山を体験できる

「バーチャル・フォト・ウォーク」 で写真家と一緒に絶景を楽しむ

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病気をしている人、身体が思うように動かない人にとっては、家の外ましては海外はとても遠い場所になっていることが多々あります。何万人の人たちが自宅での生活だけをしている事が多く、ハワイのキラウェア火山をハイキングして観にいく事は夢のまた夢のお話でした。しかし、カナダ人写真家のジョン・バターリル( John Butterill)さんは「バーチャル・フォト・ウォーク」で本当の旅行をしているかのような体験ができると言います。この「バーチャル・フォト・ウォーク」はジョンさんが立ち上げたNPO団体で障害を持った方、外出できない方と世界各国の写真家とをつなぐネットワーク作りをしています。

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写真家のドミニック・フィリップス(Dominic Phillips)さんはハワイ火山国立公園から活火山の撮影を「バーチャル・フォト・ウォーク」を使い、世界各国に配信を行い大きな感動を届けました。

このネットワークを考えついたジョンさんは、ある冬の日家の近くで撮影をする際、あまりに寒くカメラの上に連絡用のスマートフォンをはめ込みました。その時に彼はひらめきました。「私がカメラを通して見ているものが、ほかの人にもスマートフォンを通じて見る事ができたなら…。」

外出できない8歳の瞳に映ったものは

アイディアが浮かんだ次の日、ジョンさんは友人の8歳の息子ドミニック君に「バーチャル・フォト・ウォーク」に協力してもらいました。ドミニック君はクローン大腸炎疾患を患っていて、とても痛い点滴治療を受けていました。その後、ジョンさんの友人から連絡があり、「息子のドミニックは小一時間の間、治療の事を忘れ、美しい外の景色に感動していました。注射の痛みの心配、血圧の心配、薬の焼けるような副作用からしばし気持ちを離す事ができました。ありがとう。」

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ネットワークの利用で疎外感をなくす

参加する視聴者は登録している写真家の方とGoogle+ または Zoom video と繋がり、写真家が直接撮影をする場所まで連れて行ってくれます。ハワイの火山みならず、スカイダイブ、レースサーキット、水中など場面は様々です。今は多様なツールでネットワーク上繋がる事ができますが、この「バーチャル・フォト・ウォーク」は写真家とほかの参加者との関わりで「疎外感」を軽減するとも表現しています。オンタイムで全く知らなかった人と人が繋がる素晴らしいツールです。

 

ベッドで1日過ごさなくてはならない人にとって、外の世界はテレビ録画、または自分の部屋の窓の景色だけになってしまう人もたくさんいます。それをこの「バーチャル・フォト・ウォーク」でプロのカメラマンの目線で見る絶景を見られるのはとても嬉しい事です。

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(こちらはアメリカのサイトになっています。もし、このサービスを利用されたい方、利用して欲しい方がおられる場合、コメント欄にお問い合わせください。)

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